Ken Murata のレースレポ

Instagramから避難させました、主にレースレポです

2022.11/6「第4回しろさとTT200」50km部門

秋のTTシーズン到来、ということで定期参加となったしろさとTTです。

TTシーズン到来とか言いましたが、残念ながら1番の目標としていた加須TT(秋)はなんと会場都合により中止に……。

結構凹みましたが、気を取り直して挑んだ3回目のしろさとTT、レースレポでございます。

 

◆本番までにやったこと◆

いつもどおりですね、SSTFTPでの10分走など、ベースというか地足作り。

後半は根性練習

あとは今まで残しておいたコラムをカットしたり、DHバーを握る時の手首の角度を見直したり。

TTバイクに乗り始めてから1年以上経過しましたが、ようやく身体がTTバイクに慣れてきた気がします。

ステムも恐らく今後替えないと思うので、ぺったりツライチ

DHバーの握り方を変えたことによって、腕全体が内側に絞られるようになり、連動して肩甲骨を寄せて頭を下げやすくなりました。

これまでだと頭を下げている時と前を向いた時の頭の頂点の位置にそこそこな差がでてきてしまっていたのですが、その差も少なくなり。

さらに頭と腕の間から胴体に入ってくる風も少なくすることができるようになりました。

恐らく今回はこのフォームの変更がかなり大きかったのではないかと思っています。

 

◆作戦◆

特になし、今までと一緒。

もう3回目なので、コースも分かってますし。

いつもの公式から拝借画像

赤い部分がちょっと登り、青い部分がちょっと下り。

TTバイクの特性上、できるだけダンシングは使わない方がいいのは分かっているんですが、腕や肩がキツくなってきていたり、1番は股ずれが起きてきているとダンシングせざるを得なくなるかなと。

そこは股の状態を見て、うまくやっていこうと思います。

恐らくパワーは290〜300Wの間になるのではと予想。

あとはせっかくフォームを見直したわけなので、ツラくてもフォームは意識すること。

 

◆当日◆

4:15起床、眠い。

調整自体はそこそこうまくいき、キチンと疲労も抜けていて、休みすぎてグダッてもおらず。

れーすいずとぅでー

加須TT(秋)の中止が発表されて1度緊張の糸が切れてしまい、減量というか体重調整はまったく崩れてしまったわけで。

見事に過去最高体重での挑戦となりました。

TTだったらからセーフだったか……?

75Kg台とかめっちゃ久々

今こうやって記事を書いていて、前日の験担ぎのステーキを食べ忘れたことに気がつきました、やっぱりアレそんなに意味ないな。

少し水分を多めに摂っていたので、会場に向かい途中で何回もトイレストップ、そして車の外気温計は6度……。

さすがにジャージだけだと寒かった。

7:00すぎに会場に到着、すぐに受付をして、この間もこまめにトイレに行って。

意気込んでパパッと準備を済ませていざアップ!

と思ったら時間が早すぎたため少しのんびりタイム、見返してみたら前回より30分くらい早く動いていたようで。

アップ模様

だいたいウォーミングアップは20分。

超軽いギアで3分ボケーっと回して、1つ重くしてまたボケーっと回して。

そこからパワーとケイデンスを見ながら徐々に上げていって、ラスト2分耐えて2分ダウンして終わり。

あとは走るだけ。

ゼッケン付けヨシ!

◆レース中◆

最初の1周はカウントされないのでパレードラン的に。

少しDHバーを握ったりもするのですが、なんか風が予想より吹いていない。

というよりも、どの区間も追い風に感じる。

そんなことはあるはずないんですけどね、気分的なものだったとしてもいい傾向。

1周終わったところからカウント開始、残り9周。

いつものセッティング、8.7Kg

序盤はやっぱり少し突っ込み気味、そこから徐々に落としていってペースを作って。

調子は良くもなく悪くもなく、いたって普通、だけど少しいつもよりスピードが出ている感覚。

フォームが良くなったからかな、体重は重いけどいつもと出ているパワーは同じくらいだし。

特にアクシデントもなく淡々と走り、徐々に股も傷んでいき。

5,6周目あたりで少し集中力が抜けてしまい、ちょっとまずいってことで気合を入れ直す、幸いにもまだ足は残っていたので。

周回ごとのパワーとグラフはこちら

残り3周から徐々に、残り2周、残り1周と右肩上がりにパワーと速度を上げていく。
特に危ない場面もなく、アクシデントもなく、51Kmゴールしました。

公式タイムは1時間10分45秒。

 

◆終わってみて◆

前回が1時間12分19秒、前々回が1時間11分29秒、ということで見事自己ベスト更新!

記録証

 

順位表


体重は今までで1番重く、パワー的には今までとほぼ変わりないのですが、やっぱりフォームを変えたことが如実に結果として現れた形になりました。

少しDHバーの握り方を変えただけなのですが、ここまでの差があると、やっぱりTTって奥が深いと感じます。

フォームもポジションも自分で納得できる形になりつつあるので、あとは地道にパワーを上げていって、次回も自己ベストを出せるように頑張りたいと思います。

城里タイムトライアル実行委員会の皆様、運営の皆様、ありがとうございました。

また次回、よろしくお願いします。

また、ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

◆レースデータ◆

Time:1:10:45

Dis:51km

AV.Sp:43.25km/h

MAX.Sp:52.5km/h

AV.HR:169bpm

MAX.HR:177bpm

AV.Cad:90rpm

AV.Pw:290w

MAX.Pw:525w

NP:291w

EG:1,234KJ

 

【順位】

総合5位(94人出走)