Ken Murata のレースレポ

Instagramから避難させました、主にレースレポです

2022.5/5「第1回ひたちなかタイムトライアル」40km TTバイク部門

2022年はタイムトライアルの年!

というワケではないのですが、TTバイクを走らせる上で、まだまだ足りないものが多すぎる、と思っているのは確かで。

そういう意味では、今現在、TTに対するモチベーションが高いのも事実です。

そんな中、ひたちなかTTが初開催され、手応えを掴むと同時に反省点も浮き彫りになりました。

 

◆本番まで◆

前回のレースは3/20のしろさとTT、ではあったのですが、実は4/2の袖ヶ浦チャレンジに向けて用意していました。

ですが、当日会場まで行って、コースと風、さらには仕事が繁忙期で無理ができない状況下ということで、DNSにしたりしてました。

そこからだいたい1ヶ月、これと言って特段力をいれたこともなく、いつものようにSSTやったり強度が低くなりすぎないように走ったり、個人的にいつものメニューを。

15分間SST
毎回思うけどこれSST以上の強度な気がする

TTバイクでZwiftをするときは画面内でもTTバイク

4月から仕事が繁忙期に入ってしまうので、なんとか時間を見つけつつ、最悪でも調子を落とさないように意識していました。

そして前日夜は験担ぎでステーキ肉
正直これ意味ないと思ってます

 

◆当日◆

当日朝のマイボディ
前日と前々日の過食で減量なんて吹き飛びました

4:00起床、5:00前には出発、ひたちなか海浜公園の渋滞を回避して、運営から前もって連絡をもらっていたルートで6:40ごろ会場到着、少し開場まで待機。

運良くトイレの近くに車を停めれたので、トイレに行ってからすぐに受付へ。

40kmの部は午前と午後に分かれてたのですが、午前の部は開場からスタートまで1時間半しかない上に、スタート時間の10分前(8:20)に集合となっていたので、急がなければいけないわけで。

公式サイトより拝借
当日のタイムスケジュール

苦手なゼッケン装着もなんとか急ぎ足で

バタバタしつつ、アップも10分軽く回すしかできず、急いでスタート地点へ。

忘れ物をしなかったのは幸いでした。

バイクはいつもと同じ仕様
サイコン含めると8.9kg

◆作戦◆

前回のしろさとTTよりも10km短いので、パワー、速度、共に上げれるでしょう、という考えでした。

具体的な数値的には300w、平均時速的には42km/h〜43km/hくらいで走りたいので、1時間はかからない、55分はかかるね、って感じで。

サドル位置も見直して、2mm下げて4mm引いたのですが、これがなかなかにハマり、肩周りの柔軟性も重視し、恐らくフォームもよくなっているのではという手応えがありました。

また、今回からウェアも新調し、上下の2ピースではなくセパレートワンピースに。

これで空気抵抗もある程度は減らせるのでは、と目論んでいました。

新しいセパレートワンピースでお腹もすっきり
パールイズミ

◆レース中◆

第2走者としてレーススタート。

大抵TTのときはスタートしてすぐは踏みすぎてしまうので、少しずつペースを作っていく。

試走は時間の関係でできなかったのですが、道幅は広いし路面コンディションもよく、とても走りやすい印象。

風は少しあるけど、そこまで強風でもないのであまり影響ないかな、って程度。

前回のしろさとTTのときみたいに時間によって風向きが変わるとかだったら困ったんですが、そのようなこともなく、追い風区間と向かい風区間がハッキリとしていて助かりました。

公式サイトより画像拝借
逆時計回りの1周5kmを8周
ホームストレートと第3第4コーナー付近が向かい風
バックストレート後半に高架下をくぐるアップダウンあり

スタートして2周くらいはよかったのですが、3周目くらいからパワーが出なくなる。

自分の感覚よりも5wくらい低い気がする、こんなもんなんだろうか?

ラップタイムを確認すると、じわじわとタイムが落ちている、あんまりよくないなぁ。

と思いつつ走り続け、終わってから確認するとやはりパワーが右肩下がりで、最終周だけ少し頑張った感じに。

レース中の全体的なグラフ
最終周のペースをずっと維持したい

もちろん他の走者の方々もいらっしゃるので、追い抜く際やそこそこ集まってしまっていたときは注意しましたが、できる限り頭の位置を下げて肩を狭めることを意識して。

あとは自分のケイデンスとパワーを維持して、踏みすぎないようにギアの選択をしっかり見極めたり、自分の走りに集中しました。

公式より拝借
前から見たフォームがかなり改善されている

その後は40kmなので補給もせず、1回ドリンクを口にした程度でゴール。

公式タイム、56分17秒で全体5位でした。

40km TTバイク部門 リザルト

◆レース後◆

レース後に最初に思ったことは、もう少しアップがしたかったなぁということでした。

車まで戻ってきてバイクから降りてみると、まともに歩けなくなっておりまして。

アップ不足からハイペースを保って走り続けたわけなので、自分の予想以上に足にダメージがきていたようです。

ただ、開場からスタートの時間までは全員同じなので、もう少し手際よくしてアップの時間を作るべきだったな、と思っています。

欲を言えばあと30分開場を早くしてもらいたいな……。

毎週ごとのデータ

終わってみてから見返してみると、やはり3周目以降は少しずつパワーもスピードも落ちていたようです。

7周目辺りはゴールが見えてきていたので、そこまで踏まなかった印象はなかったのですが、1番よくないパワーとラップタイムになってしまっています。

最終周や、1周目2周目くらいのペースで最後まで走りきりたかった、というのが雑感です。

面白かったのは、前回のしろさとTTと比べて、平均パワーは全く一緒なのに平均速度が上がっていたことです。

50kmと40kmで平均パワーが全く同じなのは正直あまりよくないと思うのですが、それでいて平均速度が今回0.4km/h上がっていました。

新しいフォームやポジション、ウェアを導入したことが、スピードアップの要因になったのだと思います。

 

◆最後に◆

加須TT前の前哨戦の調整レース、というつもりは全くなく、自分なりに考えてできる限りを出したレースでした。

反省点も見えたので、反省して終わりではなく次に繋げていきたいと思います。

とてもよいTTレースでした、もし次回があれば是非とも参加したいです。

開催していただきまして、運営ならびに主催の方々、ありがとうございました。

参加賞のレトルトカレーはその日のうちにお昼ご飯になりました

◆レースデータ◆

Time:56:17

Dis:40km

AV.Sp:42.8km/h

MAX.Sp:55.1km/h

AV.HR:175bpm

MAX.HR:179bpm

AV.Cad:94rpm

AV.Pw:293w

MAX.Pw:549w

NP:293w

EG:990KJ

 

【順位】

総合5位(22人出走)