1年で1番気合いが入ってると言っても過言ではない加須TT。
ビギナーから年代別にカテゴリを変更してから2年、ずっと勝ちたいと思ってきました。
雨の中のTTとなったレースレポです。
◆前回のしろさとTTから◆
3月中旬にしろさとTTがあり、4月下旬に今回の加須TT、6月頭に富士ヒルと、だいたい1ヶ月ちょっとのスパンでレースが続いており、どれも長時間耐えるタイプではあるので、特にメニューは変えず。
ポジションも特に変更なしでいくことに。
途中でサドルの高さを変えたくなりつつもあまり時間がなかったこともあり、そのままで。
◆当日◆
6時起床、7時出発、8時到着。
数日前までは暴風雨予報、当日は路面ウェットであるものの降雨なし、たまに小雨、風も強くなし。
受付からスタートまで時間がなかったので急いでアップ、調子は可もなく不可もなくといったところ。
慌てて準備してスタート地点には出走1分前に到着、落ち着く時間はなかったけれど勢いで行けたので結果オーライ、スタート。
◆レース中◆
路面ウェットなのは分かっていたので、異物でパンクしないようにラインに気をつけて走っていく。
天気予報では南風のはずが、実際に走ってみると北風、思った以上に速度が出ない。
全員同じコンディションのはずなので、焦らずに踏まずにペースで走る。
往路が向かい風ということは復路は追い風で速度が出せるはずなので、そこで踏める足は残しておきたい、ということでケイデンス高め走法。
距離は半分だけど恐らく時間的に半分以上経過しているはずの折り返しをターンして追い風区間へ。
予想よりも復路は風が強くなく、思ったよりも速度が出ない。
毎回13~16km付近が1番苦しく、振り返るとパワーの維持も難しくなってきたりする場面ではあるけれど、もう毎回のことなのであまり気にしない。
この辺りでバイザーが曇ってよく見えなくなったので、少し手間でも外してよかったかもしれない。
パワーの出は変わらなくても、視覚から来るストレスは確実に減っただだろうし。
17kmからは盛り返してゴールまで、公式記録は27:51:44。
◆結果、振り返り◆
結果は見事に優勝、2年間追い求めていた加須での年代別優勝がようやく手に入った。
が、嬉しい気持ちと同時に反省点も多々あり。
密かに目標としていた27分切りから大幅に遅れてしまったこと。
原因は明確で、空力を意識してフォームとポジションを変えるばかりに、パワーが出せなくなってきている。
TTバイクを購入してから初めての加須TTは、今から見るとあまりよくないフォームだったが、1番パワーが出せていた。
心拍数はほぼ変わっていないので、単純に身体的にキツいフォームになってしまっていたということ。
パワーが出なければ、速度も出ない。
そして今回の加須TTは実業団や他レースと日程が被っていたこともあり、直近の優勝者などの有力者が未出走だった。
走り終わってから風が難しいレースだった、と感じはしたが、実際のところ他のクラスリザルトを見るとそこまで風の影響はなかったらしく。
本音を言うと、今回の優勝は、単なるラッキーだったと思う、このままでは次は勝てない。
窮屈になってしまったフォームの見直しをメインに、次回開催に向けてトレーニングを積んでいきたい。
最後になりますが、開催していただいた関係者の方々、写真撮影をしていただいた方々、ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
◆レースデータ◆
Time:27:51:44
Dis:20km
AV.Sp:42.97km/h
MAX.Sp:49.9km/h
AV.HR:178bpm
MAX.HR:181bpm
AV.Cad:93rpm
AV.Pw:322w
MAX.Pw:589w
NP:323w
EG:540KJ
【順位】
1位(10人中)